数ある料理・レシピ本をレビューする

多くの出版社から出ているレシピ本。それらを分類・レビューし使えるレビュー本を紹介する

はじめてでもおいしく作れる魚料理 著者:笠原将弘 評価:★5

 

教えて!   笠原さん はじめてでもおいしく作れる魚料理

教えて! 笠原さん はじめてでもおいしく作れる魚料理

 

 

 ぶりの照り焼きやさばのみそ煮などの定番の魚料理から、
洋風、中華、エスニックまで、手軽に作れる“笠原流"の絶品魚料理を紹介します。

難しいプロセスは一切なし。フライパンひとつで作れるレシピも多数あります! 
「切り身」や「刺身」を多用するので、初心者でも安心です。

もちろん、魚のさばき方などの基本もバッチリ! 
今まで魚料理を避けていた人も、これがあれば大丈夫! 

焼く、煮る、揚げるなどの調理法別のポイントもよくわかるので
毎日の献立づくりに大活躍です!

 

【この本の紹介】

 

 昨今では魚の消費量が減少していますが、一方で生活習慣病改善に魚料理が奨励されています。しかし魚料理というと手間がかかる、内臓の処理が面倒など初心者が嫌がる要素だらけ・・・そんな人向けに出版されたのがこの本となります。

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 最初に照り焼き→ソテー→味噌煮→小魚の煮物→フライと、魚料理の基本となる調理法がポイントを踏まえながら丁寧に説明されています。まずは一章で魚料理の基本を覚えてからそれぞれのレシピに行きましょう、という流れになっています。それと切り身を使うことが前提であるため、「魚をさばくの難しい・・・」という人にも問題ないものにもなっています。もちろん魚の裁き方や干物の作り方、各調理法ごとの気をつけることが挙げられており、本格的に挑んでいきたい人にもお勧めです。

 

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 それが終わると今度は刺身を使った火を使わない料理、そして焼く、煮る、炒める、揚げる、蒸す、といったレシピが順次紹介されていくことになります。

 

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 ちなみにこの本の著者である笠原さんは、有名な料理店「賛否両論」の店主で皆様もテレビで見たことがあると思います。そのため紹介されている料理も彩りを意識した料理が多く、おかずだけでなく酒のつまみになりそうなものも多く紹介されています。

 また初心者向けながら結構なアレンジレシピも掲載されており、魚レシピが欲しい人にもお勧めです。

【この本の欠点】

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 全体的に汁気が多いレシピが多いため、お弁当用レシピとしては不向きなものが多いです。汁気がなさそうな焼き、炒め類でも汁気があるレシピがあるくらいですので。

 それと魚レシピオンリーですが、イカやタコ、エビ類なども少ないです。魚が全体の6割、残りが貝やイカ、エビなどその他となっています。

 それと初心者向けですが、魚の下処理の説明があるのはイワシや鯵くらいで、イカやタコや二枚貝、そして白身魚などの下処理方法はありません。魚介類全般の下処理方法が知りたいのなら、別の本をお勧めします。

【総評】

 魚介類レシピ本としては初心者にも中級者にもお勧め。魚料理がやりたいなら最初に手に取る本としてお勧めです。ただし裁き方は最低限なのでその辺りが知りたいなら別の本で補完してください。

 

【この本が向いている人】

①初めて魚料理をする人

②魚レシピが欲しい人

【この本が向いていない人】

①弁当向けレシピが欲しい人

②魚の裁き方を詳しく知りたい人

村上レンチン食堂の「15分で2品」定食  著者:村上洋子  評価:★3

 

村上レンチン食堂の「15分で2品」定食 (講談社のお料理BOOK)

村上レンチン食堂の「15分で2品」定食 (講談社のお料理BOOK)

 

 この本は……
■すべて電子レンジで作れます(鍋・フライパンはいっさい不要)
■2品が下ごしらえ込みでだいたい15分で完成します。
■2品は一汁一菜だったり、主菜と副菜だったり。それにごはんを足せば1食完成の定食仕立て。
■レンチン2菜だけで1食分完成のメニューもあります。
■1人分の材料と作り方になっています。
(作りたい人数で倍にしていけば良いので便利です)
■季節を感じる旬の食材を使って、春夏秋冬それぞれ1週間のメニューになっています。
■1週間の中で買ったものはなるべく使いきるよう使い回しの工夫をしています。
■巻末では、電子レンジでこんなことまで?とビックリするような面白い使い方をたくさん提案しています

たとえば…
浸水時間なしでご飯がおいしくすぐ炊ける、魚が焼ける、豆乳ヨーグルトを短時間で作れる、ピザやフォカッチャが生地から発酵時間なしですぐできる、ジャムが作れる、半端なあまり野菜をなんでも入れて健康副菜が2分でできるetc...

 

 

【この本の紹介】

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 各ページで主菜と副菜・スープの2品の定食形式で作ることを奨励したレシピ本。そのすべてを電子レンジでのみ作っており、一人暮らしの時間がない方向けでもあるためすべてのレシピが一人前で掲載されています。掲載量は定食セットで約30程度。和から洋、中華まで幅広く掲載されていおり、エビマヨや鍋、魚の煮物など電子レンジで作るには難しそうなものを手軽に作れるものとして掲載されています。

 売りとしては「電子レンジのみで済むため時短が出来る」「調味料、油を使わない分減塩低カロリー」「一人分でも簡単に作れるので一人暮らしの人にもぴったり」です。

 

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 また主菜だけでなくドライカレーやバターライス、チャーハンなども電子レンジレシピとして掲載。それこそ主食・主菜・汁物・小鉢すべてを電子レンジで作ることも出来ます。さすがに電気代がやばそうですが。

 

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 掲載されている主菜レシピの大半は使われる材料が1~2種類程度であるためきちんと副菜も用意しないと野菜類が不足します。それと魚類は煮物レシピが大半となっています。煮魚以外の魚レシピが欲しい人はあまり向いていません。

 

 【総評】

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 まだ料理に慣れていない人が料理がまだ上手く作れなくて1品辺りに時間がかかる、でも栄養の偏りは嫌だ、という人向けにレンジでもう一品作るといった形が理想です。また減塩・低カロリーなので健康診断で改善が求められた人にもお勧めです。

 

 【この本が向いていない人】

①減塩・低カロリーレシピが欲しい人

②あまり手間をかけず料理をしたい人

 

 【この本が向いていない人】

①魚類で多種多様なレシピが欲しい人

②多くの材料を使ったレシピが欲しい人

凍り野菜レシピ 著者:是友 麻希 評価:★2

 

うま味凝縮 塩分控えめ さらに時短!  凍り野菜レシピ

うま味凝縮 塩分控えめ さらに時短! 凍り野菜レシピ

 

 

うま味たっぷりなのに
1レシピ平均約 塩分1グラム! (小さじ1/5)の
驚きの調理法!

野菜を凍らせてつくると…
●うま味たっぷりのトマトソースもたった5分!
●30分以上かかるあめ色玉ねぎも、なんと6分!
●ぶり大根の塩分は通常の1/2!

うま味凝縮=おいしい!
塩分控えめ=体にやさしい!
さらに時短! =忙しい人方に!
そして
野菜の値段が安いときに、
買って冷凍しておけば=節約にもなる!
いいこと盛りだくさんの、凍り野菜レシピ集です。

 

 

【この本の紹介】

 

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 「凍らせることで水分が抜けて旨み凝縮、さらに時間短縮、さらに水分が抜けることで味が染みこみやすくなり調味料を減らせて塩分控えめ」を謳ったレシピ本。冷凍野菜ときくとナスやブロッコリー、ほうれん草あたりが連想されますが、ここではトマトやピーマン、キノコ類などあまり冷凍イメージがないものも冷凍野菜として扱われています。

 ただ書かれていることであまりピンとこなかったため、実際に試してみることにしました。

 条件としてはタマネギを二等分にし、一方はラップで包むそのまま野菜室へ。もう一方はラップで包み半日冷凍。さらに常温で解凍しました。

 解凍してまずわかったのは組織が壊れたのか柔らかくなっていました。その後書籍内に紹介されてる「タマネギの丸ごとグラタン」を使いオーブンで両方を10分調理。それが下の画像です。

 

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 左が野菜室で右が解凍したもの。色合いはあまり変わっていませんでしたが、食べてみたその差がはっきりしていました。

 まず通常保存・外側は柔らかいですが、中の芯辺りになると「ガリッ」という固い食感を感じました。火は通っていますが少し苦味も感じられ、もう少し加熱が必要でした。

 一方で右の解凍タマネギ。芯まで柔らかくなっており、火を通したことで感じられるタマネギの甘みも強く感じられました。

 ちなみにこの二つ。実は解凍タマネギは上手く二つに切るのを失敗して右の方が厚みがあります。つまり厚みがあるにもかかわらず右が柔らかかったのです。

 味が染みこみ部分については味付けがシンプルなのであまり実感できず。ただ時間短縮・旨み凝縮の部分では冷凍タマネギの効果が発揮されていました。

 

 

f:id:okimono:20170918213803g:plain引用:国民生活センター

 

 ちなみに野菜冷凍で不安視される栄養が壊れることについてですが、早めに冷凍することで冷凍で失われる栄養よりも鮮度が失われて流れる栄養が多く、そもそも冷凍はいうほど栄養は失われていないという調査も出ているため、栄養面もあまり心配ないでしょう。

【この本の欠点】

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 この本は冷凍野菜の保存方法や効果を説明した本のため、レシピ自体は各野菜で1~2個程度。また冷凍すると変色、形が崩れる野菜もあるためか生のまま食べるレシピは少なく、大半が熱調理していました。掲載されているレシピも使い勝手のよいものではなく、レシピ本としては物足りないものになっています。

 

【総評】

 レシピ本としては駄目ですが、このような野菜の活かし方があると学ぶレシピとしてはお勧めです。前に紹介した「揚げない揚物」のような、調理法本と考えたがよいでしょう。

 

【この本が向いている人】

①野菜を使いきれず腐らせることが多い人

②時間短縮料理を目指している人

 

【この本が向いていない人】

①生野菜レシピが欲しい人

②たくさんのレシピが欲しい人

冷めてもおいしい絶品おかず  著者:堤 人美 評価:★4

 

冷めてもおいしい絶品おかず

冷めてもおいしい絶品おかず

 

定番の家庭料理の中から、翌日もそのままでおいしく食べられるように工夫したレシピを紹介しています。
和食だけではなく、ハンバーグやロールキャベツなどの洋食やエビチリや麻婆豆腐などの中華までさまざまなジャンルの人気おかずを網羅しています。
冷めてもおいしいコツがひとめで分かるので、作るときにもとっても分かりやすいです。

 

 

 

【この本の紹介】

 冷めてもおいしいおかずレシピ本。冷めてもおいしいレシピということは、弁当・冷蔵保存の作り置きレシピとして使えるものとなります。

 商品紹介にも書かれているとおりハンバーグ・魚の煮付けなど定番レシピが多く、目新しいレシピは「包まないシューマイ」「チキンソテーの梅だし漬け」といった2~3割といった程度です。

 ただ冷えてもおいしいことを謳っているため、それぞれのレシピで冷えてもおいしく食べれる行程がポイントとして説明されています。唐揚げであれば「下味とともに溶き卵を加えることで時間がたっても食感が失われない」、さばの味噌煮なら「仕上げに酢を加え、冷めると出てくる青魚の臭みを消す」といったものとなります。

 

 定番レシピが多いため変わった材料は少なく、主菜だけでなく副菜レシピもいくつか紹介されています。ただ冷えてからおいしくなることを意識してか煮物・漬け置き料理が多いのが難点。一日置かないと味が染みておいしくなりません。

 

【この本の欠点】

 載っている材料のバランスもよく、定番も抑えられているため最初に買うレシピ本として向いていますが、裏を返せば定番が多いため新しいレシピを探す人にはあまり刺さらないものとなります。

 

【総評】

 材料別さくいんも載っており、使い勝手のよいバランスのよいレシピ本であるため持っていて損はないレシピ本となります。初心者向けということで和食が多いため、別ジャンルのものが欲しいならここから別のレシピ本へと発展していくことをお勧めします。

 

【この本が向いている人】

①初めて料理をする人

②弁当・作り置き用料理が欲しい人

【この本が向いていない人】

①変り種レシピが欲しい人

②和食以外の料理レシピが欲しい人

くだもののおいしい作りおき 果実酒・果実酢・ジャム・シロップ 著者:ワタナベマキ 評価:★2

 

くだもののおいしい作りおき 果実酒・果実酢・ジャム・シロップ

くだもののおいしい作りおき 果実酒・果実酢・ジャム・シロップ

 

 

 人気料理家・ワタナベマキさんが実践する
季節のくだものや野菜を楽しむ方法が、ぎっしり詰まっています。

春のいちごジャム、初夏の梅酒、秋の栗の渋皮煮、冬のきんかんシロップなど… 四季折々のくだものや野菜の旬のおいしさを保存し、
長く楽しむアイデアが満載! 

また、作った果実酒や果実酢をそのまま味わうだけでなく、ひと手間かけて
料理や飲み物、デザートなどにするアレンジ方法も多数紹介。
幅広く活用できます! 

◎ぶどう
ぶどうシロップ/ぶどうコンポート ほか
◎いちじく
いちじく酢/いちじくのバニラジャム/いちじくコンポート ほか
◎柿
スライス干し柿/柿酢 ほか
◎かぼちゃ
かぼちゃペースト/かぼちゃの種スナック ほか
◎さつまいも
さつまいもペースト/干しいも ほか
◎りんご
りんごジャム/りんごのコンポート/りんご酢 ほか
………など、76レシピ収録。

【この本の紹介】

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フルーツレシピに特化した料理本。前にも同タイプの本の紹介をしましたが、こちらはジャムや果実酒、酢やコンポート、ピールやドライフルーツなど、果物そのままの加工で味わうものが多く、どちらかといえば保存性を上げるための加工です。
一応ケーキレシピもありますが全体の1割未満であり、あまり菓子類のレシピはあてにしないがよいでしょう。

 

【この本の欠点】

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上記にも上げたようにレシピの大半がジャムや果実酒、酢、干し類であり、派生レシピもそれら加工料理を元にした簡単なものです。そのため掲載数ほど種類は感じられず、大量に果物もらったが生で食うには飽きたどうしような人が求める本になります。

 

【総評】
料理レシピというより果物の保存用加工に特化した本です。果物を用いた和洋がし、冷菓が欲しい人には向かないものとなります。

【この本が向いている人】

①果物の加工レシピが欲しい人
②手の込んだレシピは要らない人

 

【この本が向いていない人】

①菓子類のレシピが欲しい人

野菜を食べるスープ 著者:飛田 和緒 評価:★4

 

野菜を食べるスープ

野菜を食べるスープ

 

 野菜をたくさん効率的に食べられるのがスープ。汁があるので少量でも満腹感が得られやすく、体の中から温めてもくれるので、ダイエットにも効果的。厚労省が推奨する1日の野菜摂取量の半分程度が1杯で食べられるようなスープを紹介する。

 

 

【この本の紹介】

 汁物特化レシピ。それも野菜をたくさん摂ることをコンセプトとしています。そのため各レシピは何g野菜がとれるかが記載されています。各章は以下のとおりになります。

 1章:野菜のみを使った大量摂取レシピ  16レシピ

 2章:手軽に作れる汁物レシピ      12レシピ

 3章:魚肉類を使ったおかずスープれしぴ 28レシピ

 4章:ポタージュレシピ         19レシピ

 

 全体的に調味料少な目、そのため塩分を抑えたい方にはお勧めです。まただしを摂ること以外はそこまで難しい調理行程や珍しい調味料を使うものもないため、身近な材料で作れるものが多いです。

【この本の欠点】

 全体的に調味料を最小限に抑えた、素材を生かすレシピが多いため、濃い目の味付けが好きな方は厳しいかもしれません

 またこのレシピは末尾に書かれている和だしやあさりだしなど、だしをとったレシピを元にしたものも多いため、意外と準備がかかるものも多いです。ただ代用として即席スープの素を使ったレシピも掲載されています。でもスープの素の味はやはりだしから摂ったのには劣るため、なおさら味の薄さを感じるかもしれません。

 

【総括】

 塩分を抑えた汁物レシピがほしい方にはお勧めです。野菜もたくさん取れるため、ランチボックスに入れてお昼に食べるのにも使えます。

 

【この本が向いている人】

①汁物レシピがほしい人

②野菜がとれるレシピがほしい人

③塩分を抑えたレシピがほしい人

【この本が向いていない人】

①濃いめの味付けがいい人

小嶋ルミのフルーツのお菓子 著者:小嶋 ルミ  評価:★3

 

小嶋ルミのフルーツのお菓子: 季節のジャムとコンポート、ケーキなど86品

小嶋ルミのフルーツのお菓子: 季節のジャムとコンポート、ケーキなど86品

 

 

 人気パティシエ、小嶋ルミさんの待望の新刊は、旬のフルーツを使ったジャムやコンポート、スイーツづくりのコツをていねいにまとめた一冊。フレッシュのフルーツのおいしさを最大限に引き出すテクニックが満載。

本書は2つのパートで構成。前半のパートは、果実の酸味とみずみずしさをそのまま閉じ込めたようなジャムとコンポートづくり。砂糖を少なめにして、短時間で一気に炊き上げるジャムは、一度火入れのためフレッシュな風味が保たれ、果実そのものの味わい。後半は、季節ごとのスイーツを提案する。春は、金柑や夏みかんを焼き込んだタルトやマフィン。夏は、涼やかなライムのレアチーズケーキやブルーベリーのスムージー。秋から冬は、焼きリンゴやタルトタタン、柚子ピールが入ったフォンダンショコラなど50品超を掲載。お菓子づくり初心者から、レパートリーを増やしたいカフェやセミプロにも役立つレシピ集。

 

【この本の紹介】

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 フルーツデザート専門レシピ本。フルーツレシピを売りにしているだけあって、ジャム一つをとっても代表的なリンゴ・イチゴ・みかんなどを筆頭にパイナップルやいちじく、あんずなど珍しい種類も取り揃えており、各フルーツによってジャムでも調理行程や使うグラニュー糖の量が異なっており、拘りを感じさせます。

 また同じリンゴでも紅玉やふじなど料理によって使う果物の品種が異なっています。ただ品種で分けられているのはリンゴと柑橘類のみになります。

 主なレシピ数は以下の通りになっています。

   ジャム・コンポート・ピーるレシピ:30個

 フルーツを入れ替えて活用できるレシピ:13個

     様々なフルーツを味わうレシピ:29個

 

【この本の欠点】

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 この本はフルーツを活かすレシピであって、効率やコスパを重視した本とはなりません。そのためタルトやケーキなどは行程が多く、20~30行程もあります。ただ生地から手作りしているため市販の生地を使えばもう少し行程は減りますが、それでも初めてページを見たときは行程の多さにくらっときました。

 そのためケーキやタルトに関して「初心者でも作れる簡単なものがいい」「コスパを重視したものがいい」という人はこのレシピ本は不向きとなります。

 

【総評】

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 ジャムやコンポートレシピは非常に作りやすいものですが、洋菓子類となると厳しいものになります。部分的に使えるということで、今回は★3となりました。

 

【この本が向いている人】

①ジャム・コンポートレシピが欲しい人

 

【この本が向いていない人】

①手軽な洋菓子類レシピが欲しい人

コスパを重視したレシピが欲しい人